よしさんに聞く、ハイパーコンバージドインフラストラクチャについて (2)

前回は、HCI(ハイパーコンバージドインフラストラクチャー)の概要について教えて頂きました。今回は、導入メリットについて教えて頂きます。


<メリット>
ハイパーコンバージドインフラストラクチャーの導入により、構成がシンプルになり、導入時や管理の手間、運用のコストが軽減できます。

(イメージ)

図にあります通り、まず外部ストレージ関連のハードウェアがかなり減ります、ハードウェアが減る分、機器自体や設置スペース、電力などのコスト削減が期待できます。数だけではなく種類も減るところが大きく、導入や管理、運用それぞれに対するスキルの種類なども応じて減らすことができます。それぞれを監視するソフトウェアやそのソフトウェアを管理する工数も含めコスト削減に繋がります。

運用管理としてはハイパーバイザーと言われる仮想マシンの管理ソフトウェアで行います。CPUやストレージを仮想的に分けて仮想マシンとして運用しますが、このハイパーバイザーがこれらの運用を簡単に操作できるようにしています。このハイパーバイザーでの運用のしやすさもメリットです。 

次に、拡張性が高いということが上げられます。業務の拡張や利用者の増加により、CPUやストレージ容量を強化、追加する必要ある場合、サーバーの増設だけで行うことで対応できます。今まではサーバーや外部ストレージの追加と同時に共有外部ストレージに対する容量の追加設計なども必要でした。さらに関連機器のスイッチやチャネルなども増設する必要もありましたが、これらの関連機器もなくなり、サーバーの追加だけで行えます。 

従って、拡張の際には、まずは少数のサーバーでスモールスタートし拡張していくことが可能で、容易にスケールアウトしていくことができます。

もうひとつ大きいのが障害の確率の低減になります。ストレージやスイッチなど外部機器との接続が増える毎に、各機器の障害の確率が存在するため、システム全体の障害の確率は上がり、全体を管理する必要があります。ハイパーコンパージドインフラの導入により機器の数が少なくなるため障害の確率も一般的には低減することができます。 


次回に続く....